カードローンの返済が減らないのは理由がある。”これ”をしている限りは絶対に残金は減らない

カードローンの返済が減らないのはにはワケがあるという話

そうなんですよね。そもそもカードローンに手を出す、ということ自体終わっているのですが、それを気にせずに手を付けてしまうことは現代人にとってはよくあることなのかもしれません。

一旦カードローンでお金を借りてしまうと、なかなか返せないのが現状です。それだけはちゃんと理解しておく必要があります。ではなぜカードローンでお金を借りると、残金がなかなか減らないのでしょうか?そのロジックからみていきたいと思います。

カードローンで借りたお金が減らないのは返済金が少ない

カードローンで借りたお金がなかなか減らないということの理由の一番は返済金額が少なすぎるということが言えます。

カードローンの特徴としては、借りた金額に対して返済金額がある程度決まっているということがありますが、例えば、80万円借りた場合、月々の返済額は15,000円というように、カードローン会社から勝手に決められていることがよくあります。

借りている本人としては、「これくらいの金額であれば返済できるな」と安心していると思うのですが、これがカードローン会社の狙っているところなのです。

カードローンでお金を借りると、利率、毎月の返済金、返済計画書、みたいなところが書面で送られてくると思います。もしくは、最近では専用のアプリで管理しているかもしれませんね。

もし、カードローンでお金を借りた場合、一度返済期間や返済金額、利率を確認してみてください。そこに記載されているものには驚くべきことが書かれていますよ。

驚くべきこととは?

その驚くべきこととは、毎月の返済額、利息です。先にも記載したように、借りている本人としては「これくらいの金額であれば返済できるので安心できるし、今の生活にも支障はないだろうな」と考えていると思うのです。

カードローンを取り扱っている会社によってはフリーローンとも呼ばれるかもしれませんが、下記の金額を例に考えてみたいと思うのです。

100万円を借りる、返済期間を5年、金利を9%でシミュレーションしてみると、

借入金額:100万円

返済期間:5年(60か月)

金利:9%

返済総額:1,245,480円

となります。

この場合、1か月あたりの返済金額は21,000円ほどになるのですが、利息については返済総額1,245,480としながらも、元金を引いた金額から毎日利息をかけているやり方を取っています。これがポイントなのです。

返済総額に騙されてはいけません。しかも元金に充てられる金額というのは20,000円の返済金のうち、9,000円とかになります。期間が過ぎていくと、利息と元金の割合が調整されていき、元金の方が多くなるため、返済金額が減っていくのですが、これに気づけない人は、毎月20,000円返しているけど、全く返済金額が減らない、ということになるんです。

いくらい生活に支障がないとはいえ、毎月の返済金額を楽に返しているのであれば、元金が減っていかないので、延々と返すことになります。そこから地獄が始まるのです。

ちなみに、元金が減っていくと、毎月20,000円返済していると思っていても、毎月の返済額が勝手に変更となり、15000円になったり、10,000円に変更になったりしているので、ちゃんと返済金額を確認したほうが良いですよ。

返済の残金を減らしていくために

残金を減らしていくためには、毎月の返済金額を多くする必要があります。先ほどの100万円を借り入れした場合、毎月20,000円返済しているところを、自動で引き落としにしておき、繰り上げ返済で毎月20,000円でも返済していくことをお勧めします。

繰り上げ返済をしていることがポイントで、カードローン会社に毎月20,000円から40,000円に返済額を変更して、自動で引き落としにしてしまうと、40,000円に元金、利息と割り振りされてしまうため、利息がさらに多くとられてしまうのです。必ず、繰り上げ返済でプラスで返済する金額を返していくようにしていきましょう。

これに気づけないと、何のために返済金額を多くしているのはわからなくなりますよ。カードローン会社がいかに儲かるか、というのはカードローンの本音のところなので、カードローン会社の思惑に引っかからないようにしていきましょう。

基本的にカードローン会社は利息でいかに儲けるか、ということしか考えていないので、返済額については利用者に任せているところはあります。ですが、ベースとなる返済金額を提示してくるところもありますので、月々の自動で引き落としをする金額は極力少額に、繰り上げ返済で返済する金額を大きくすることが、利息を小さくするコツです。

カードローンの残金を減らすためのコツ

1.返済金額を増やす

カードローンの残金を減らすためには、返済金額を増やすことが最も重要なことになります。ただし、返済金額を増やすということは、自動で引き落としをする金額を増やすのではなく、繰り上げ返済で返していく、ということを心掛けましょう。

2.無金利でお金を借りる

借り換えをしてもいいのでは!?と考える人も多いかもしれません。ですが、借り換えをしていい時というのは、今借りている返済総額が減るのか、と今借りている金利よりも少ないか?がポイントです。

会社員の方でボーナスがでるのであれば、それで一気に返済をしてしまうことです。もしくは親、兄弟姉妹にお金を借りるということが返済総額を減らす近道です。

カードローンは一旦借りてしまうと、泥沼化してしまうことがあります。返済をするために、お金を借りる、ということを繰り返していくと、もちろんブラックリストにも乗りますし、キャッシングもできなくなります。

一番いいのは、借りずに入ってくる金額でやりくりすることです。

まずは、自分の収入に対して支出はどれくらいなのか、どのカテゴリーが節約できるのか、ということを把握していく必要があります。

これが住宅ローン2,000万円、自動車・カードローンで1,000万円ほど借金があった管理人の感想です。

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